ダイオキシン類は健康に悪影響を及ぼす物質の為、各自治体の基準に従い適切に処理する必要があります。当社の専門スタッフが責任をもって安全に除染工事を行います。
①汚染レベルの判定
解体や改修をする前に、施設内の汚染物質のサンプリング(採取)をおこない、ダイオキシン類の濃度を測定します。この結果に基づいて汚染レベルの判定をします。
②工事計画書の作成・届出
ダイオキシン類の汚染レベルを考慮した除染工事計画書を作成して、作業開始の14日前までに所轄の労働基準監督署へ届出をします。計画書には除染工事の具体的な方法や、使用する機器・保護具について詳細に明記する必要があります。
③除染作業
高圧洗浄機をもちいてダイオキシン類を除染します。施設内の各装置(炉・冷却装置・フィルター装置・配管類等々)内部を隈なく除染していきます。この作業は主に負圧隔離環境下で行います。
④安全対策
作業中は作業員の保護のために汚染レベルに適合した保護具を装着し、また作業場外へ汚染物質が漏れ出ないように密閉養生をします。発生した汚水や廃棄物は特別管理のもと適切に処理します。
⑤完了報告
除染作業や廃棄物の処理が完了したら、速やかに完了報告書の作成をして作業の内容や結果を記録します。
・専門スタッフによる 安心施工
・現場調査から除染~廃棄物処分までの一貫体制
・まずはどのような事でもご相談ください
小型焼却炉の移設除染工法
※現場での除染ではなく、処理施設へ持ち込んで除染する工法です。
小型の焼却炉など移設できる規模のものであれば、現地での除染工法よりコスト面で大幅なメリットが期待できます。
本体や付帯設備を密封養生し、トラックへ積み込みます。
移設除染工法は各自治体の条例により実施できない事もあります。※施工計画時に各自治体に確認を取ります。
除染施設を備えた処理場に搬入して除染を行います。
←炉内の除染前状況※焼却灰、燃えカス等のダイオキシン類含有物質。
←炉内の焼却灰等も適切に処分します。
←除染用の特殊施設内での除染状況。
←煙突や付帯設備等の除染もしっかり行います。
←炉内の除染後の状況。
除染作業完了。
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